3Dプリンターサービス
高精度、靱性に優れた造形品をサポートを除去した状態でお届け
樹脂部品設計に携わる専門スタッフによる全面サポート
目次
・使用機器
・3Dプリントの特徴
・お見積もりについて
・請負業務においてのご利用
使用機器
3DSYSTEMS社製 Projet MJP 2500 Plus
造形材料 :PPライク/ABSライク
造形サイズ :295 x 211 x 142
造形方式 :インクジェット+UV MJP(Multi Jet Printing)
積層ピッチ :0.032mm
※入力データ形式
STL (CATPart は左記データに変換可能)
出力可能樹脂
様々な材料が出力可能なProjet MJP 2500 Plusですが、弊社では主に ABSライク樹脂 と PPライク樹脂を扱っています
ABSライク樹脂 : 強度に優れるABSライク スナップフィット~機能試作
PPライク樹脂 : 破断しにくいPPライク ヒンジなど最適
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3Dプリントの特徴
微細な形状の再現
Projet MJP 2500 Plusは積層ピッチが32μのため、高精度に造形出力が可能です。
高さ15cm(1/2000)ほどのエッフェル塔を出力してみました。
展望台の柱の部分が0.5mmほどとなっていますが、しっかり出力されています。
材質も弾力のある素材となっていますので、ちょっと触ったくらいでは折れません。
Projet MJP 2500 Plusでの造形はサポートを必要としますが、ろう(ワックス)製のサポートであり、熱で溶かし除去できるため、高精度出力を妨げない仕様となっています。
画像がサポートのついた出力状態となっています。(寝かせた状態なのは出力コストを下げるためです。)
この状態から、恒温漕でサポートを溶かし、超音波洗浄で完全に取り除きます。
この一連の作業をサービスで行い、サポートが取り除かれたデータどおりの出力品をお届け致します。
フィギュア等のガレージキットの原型にも最適です。微細な髪の毛や表情も再現できます。 ミニカー等の微細なディテールも再現できます。
アクリル樹脂となっていますのでラッカー塗料等による塗装も可能です。
造形品は洗浄してのお渡しとなりますが、サポート除去の際に用いる油が残っている可能性がありますので、塗装される場合は、クレンザー等で再度洗浄いただくと剥がれ防止になります。
機構品の試作に
強度、弾性のあるABSライク素材による、高精度造形はエアコン吹き出し口のような機構品の試作にも使用することが可能です。
熱融解で除去できるサポートで、ダクトの内部も忠実に再現できるため、風向試験等にも使用できます。
フィン稼動も高精度造形によりスムーズに行えるため、上下左右への指向性の確認も可能となっています。
造形エリアに入らない製品も
造形エリアは、295 × 211 × 142 となっていますが、分割の上、噛み合わせ構造を作成、造形後接着することで、造形サイズ以上の構造物の出力も可能です。
噛み合わせ構造の作成も弊社で行うことが可能です。
※CATIA V5での作業となります。.CATPart、もしくは.step、.ipres等の中間形式で頂く必要があります。
※強度を保つために 2.5mm 程度の板厚が必要となります。
高い弾性を持つPPライク樹脂であれば、インテグラルヒンジ等の曲げ加工の再現も可能です。
*直射日光が当たる場所や、湿度の高い場所等での保管は経年劣化が進み、著しく弾性が失われ、曲げた際にクラック等が起こりやすくなりますので、注意が必要です。
ABSライク、PPライクともに弾性のある材料のため、樹脂ツメなどのスナップフィット形状も再現することができます。 製品の組み付け確認等に使用することができます。
見積もりについて
お見積もりの流れ
お問い合わせフォームより、必要事項を記入
↓
データ受け渡し用フォルダのアドレスをメールにて案内
↓
お預かりしたデータにて出力費用をお見積もりし、振り込み先情報と合わせて、メールにてご連絡
↓
ご入金確認次第、造形開始、発送
見積もりにつての注意点
●入力データ形式
STL、CTL、OBJ、PLY、ZPR、ZBD、AMF、WPL、3DS、FBX
.CATPartは、弊社でSTLに変換可能です
●入稿ファイルは部品ひとつつづ、1ファイルで!
弊社で最適な配置をし、出力コストを抑えてお見積もり
●より出力コストを抑えるためには・・
・各パーツは、なるべく平置きできる形状に
・高さがあると造形コスト大
請負業務においてのご利用
請負業務をご依頼頂いているお客様へは、3Dプリントサービスを特別料金にてご提供しております。
また、各PJTにつき、1回の3Dプリントを無料でお試しいただけます。
ご依頼された設計業務の形状確認にご活用ください。
※詳細につきましては、PJT毎の担当までお問い合わせください。
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